デスクワークをしている人は、かなりの割合でいるのではないだろうか。1日10時間以上座っている人は4時間以下の人に比べて病気になるリスクが40%も高くなると、かつてWHOが発表している。他にも、30分以上連続して座っているとタバコ1本吸ったのと同じくらい体に悪影響があるとか、1時間座るごとに22分寿命が短くなるなどのデータもあるほど。
仕事中ときどき前後屈
そこで、日ごろデスクワークの人に提案。できれば、20分に1度くらいは席を立って、前後屈をしてみよう。たかだが前後屈を馬鹿にしてはいけない。
たった1分やるだけでも、その得られるメリットは計り知れない!
★太ももの裏(ハムストリングス)が柔らかくなることで、骨盤の傾きを矯正できる。
★腰痛の改善
★姿勢がよくなる。
★肩こりの改善
★脚のむくみ改善
★下半身の冷え改善 など。
さあ、いますぐその席を立って、やってみよう!
やり方
まずは前屈だ。

- 足を肩幅に開いて立ち、ヒザを曲げずにゆっくりと上体を倒して下に手を伸ばす。
- 限界まで行ったら、そこで20秒。
- ポイントは、息を吐きながら倒すこと。
次に後屈。

- 腰に手をあてて、ゆっくりと息を吐きながら、手で腰を前にぐーっと押して胸を天井に向けていきます。
- ポイントは、背中を反らすのではなく、腰を前に突き出し、胸を上に広げていく感じ。
前屈、後屈をゆっくりと3回~5回くらい繰り返そう。
そのあとの仕事の効率、そしてあなたの体調が必ずよくなるはずだ。