年をとると、体温が下がりがちだ。
体温が低いと、冷えやすい。実際私も不本意ながら以前35度台の体温を維持していたときは、苦しんだ。体中の酵素の働きは落ちるし、そうなれば代謝は下がるし、やる気も起きない。血流も下がるし全身への酸素供給量も減ってしまう。加えて免疫力が下がるので病気にかかりやすく、ガンだって大喜びだ。精神的にも弱ってしまいがちのよう。
その“冷え”を解消する方法はいくつもあるが、今回は手軽にできる「お灸」の紹介。お灸が手軽だって?って思った人もいることだろう。ここで紹介するのは、本格的なお灸ではなくて、誰でもできる方法だ。

ドライヤーで「関元」をお灸しよう
手軽にできるお灸=ドライヤーお灸を紹介しよう。ドライヤーの熱風をツボにあてる。それだけ。ただし、いきなり最大出力で皮ふにくっつけたりしたらやけどしてしまう。まずは、10cm以上離したところから徐々に近づける。熱すぎないところまで来たらそこでストップ。

今回狙うのは「関元」というツボ。
冷えを改善してくれるツボだ。他にも、女性なら生理不順など婦人系の症状や、男性だと精力減退にもいい。「関」は、関所という言葉でも使われるとおり、大事な関門だ。
場所は、おへそから真っすぐ下に指4本分の場所。
優しく押したり、さすったりしてもいい。
やり方
- 今回のターゲットは、「関元」というツボ。おへそから指4本分下の場所。そこにドライヤーを向ける。
- 皮膚から10cm以上話して、熱風を当てる。
- 徐々に皮膚に近づけて、あったか気持ちいいところでストップ。
- 1~2分程度当ててやる。
- 別の方法:もっとドライヤーを近づけて、あちっ!ってなったら離して、また近づけて、あちっ!ってなったら離して、、、を5、6回繰り返してもいい。
ただし、くれぐれもやけどには気を付けて。無理はしないように。
体温上げて、いつまでも若くいよう!!!