キングオブトレーニングはプッシュアップ、腕立て伏せだ!
とあえて言おう。そう、スクワットを差し置いてだ。なぜか!腕立て伏せには、複合的に鍛えられる要素が含まれている。大胸筋はもちろん、上腕三頭筋、肩、体幹、腹筋にも効かせることができるからだ。
特に男子なら、まずは腕立て伏せからやってもらいたい。他の部位よりも変化も感じやすく、筋トレのモチベーションアップにもつながる。追い込んだあとの、あのパンパン感がいい。そのパンパンをどうせなら、胸に効かせたい。
プッシュアップバーを使う
胸に効かせるトレーニングの最大のポイントは、大胸筋の伸びを感じること。どんな種目でも共通していることだ。腕立て伏せなら、カラダを床に近づけたときにいかに胸の筋肉が伸びているのを感じられるか、そこが重要。だからプッシュアップバーだ。今や100均ショップでも売っている(100円じゃないけど…)。プッシュアップバーが無ければ、雑誌だっていい。できれば少年マガジンや少年ジャンプ、コロコロコミックなんかは最高だ。広辞苑でもいい。つまりは分厚いほうがいいってこと。それをプッシュアップバーの代わりに手の下に置こう。すると、沈んだ時に今までないくらい大胸筋の伸びを感じることができるはずだ。
やり方
- 通常のプッシュアップ(腕立て伏せ)と同様の体勢を作ります。手の位置は、肩幅より手のひらひとつ分ずつ外側にして、肩からかかとまで真っすぐです。お尻が上がったり下がったりしないように注意してください。
- 手の下にプッシュアップバーを置いて握ります。もしくは、雑誌を重ねておきます。高さは10cm以上あればいいですね。
- あとは通常のプッシュアップ。身体のまっすぐを保ったまま、ゆっくりと腕を曲げて沈めます。沈み切ったときに、大胸筋の伸びを感じてください。
- 大胸筋の伸びを充分に感じたら、上げる。そしてまた、ゆっくりと下げる。それを繰り返します。20回×3セット。
さあ、あなたも今からプッシュアップバーで、大胸筋をさらにパンプアップだ!