★変則プッシュアップで肩幅を広げる

日常生活でのマメトレ式!

 男も女も、幅のあるしっかりした肩がやはりカッコいい。頭も小さく見える。Tシャツやジャケットを着たときには、肩幅がものを言う。

 また、肩の周りの筋肉を刺激することで、褐色脂肪細胞を活性化することができる。褐色脂肪細胞という言葉を聞いたことがあるかもしれない。脂肪細胞には大きく2種類あって、一つは白色脂肪細胞、いわゆる脂肪としてあなたがイメージする皮下脂肪や内臓脂肪として存在する白い脂肪のこと。もう一つは、褐色脂肪細胞という、文字通り褐色の細胞で、こちらはエネルギーを消費して熱をつくり出す。つまり、褐色脂肪細胞が活性化すれば、脂肪が燃えていくというわけだ。

尻上げプッシュアップ

 基本のプッシュアップ(腕立て伏せ)は、絶対オススメだ。肩からかかとまでまっすぐにして行う方法は、主に大胸筋を狙っていく。今回は、その変則バージョンで、肩をターゲットにしていこう。

 変形なので、慣れないうちはしっくり来ないかもしれないが、手の位置、頭の位置、お尻の位置、足の位置を自分で微調整しながら、肩に一番効くポジションを探っていこう。

やり方

  1. 通常の腕立て伏せより、手の位置と足の位置を近づけて、お尻を上げる。
  2. 手を置く幅は、肩幅より手のひらひとつ分広め。
  3. ゆっくりと肩を床に近づけていく。頭は下に、目線は前ではなく足の方を見る。
  4. 肩に効いてないなと思ったら、手と足の位置を少し近づけてベストポジションをみつけよう。
  5. ポジションをみつけたら、15回を3セット。

 肩から三頭筋に効く。基本のプッシュアップとこの尻上げプッシュアップで、逆三角形の上半身を目指せ!

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